| 22-20s「22-20s」 | |
 ★★★★★ 2004.8.25 release |
「きみたちほんとに若者か？」 ＵＫロック期待の星、22-20sです。 いやあかっこいいです。バンド全体で叩き出すグルーヴがはんぱじゃないです。 全員二十歳そこそこ、しかもデビューアルバムなんですが、もはや貫禄と言ってもいいくらいのふてぶてしさが音からにじみ出てます。 音楽的にはブルース・ロックに分類されるんでしょうか。 メロディーで聴かせるバンドではなく、ギターリフの繰り返しが気持ちいいタイプのバンドです。小手先のごまかしに頼らずとも、バンドの体力で勝負できています。演奏力も相当のもんです（それでいてメロもいいんだこれが）。 おすすめ曲はいっぱいありますが、いちばん好きなのは異常に安定したリズムに浮遊感あるギター＆ヴォーカルを乗っけた＃７「Shoot Your Gun」。ドラムの人凄いです。スネアをタンタン叩くだけで「上手い」と思わせるドラマーは、そうは居ない。 大学にはいったばかりの頃「レコード音楽部」なるサークルに出入りしてました。 一週間に一回、各自のお気に入り音楽を部室に持ち寄り、信じられないくらいの爆音で鳴らして、それについてああだこうだくっちゃべるという、今考えるとよくわからない活動をしていました。 そこでコレかけたら、絶賛の嵐だっただろうなー。 爆音で聴きたくなるアルバムです。酒も入れてね。 ’04.11.04 （トモヤ） |
