YO−KING

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YO−KING 「審美銃」




★★★★★





















’04.09.01
release
「コピー番長、真骨頂」

YO−KINGソロ独立後3枚目となるシングル。ソロになってから今まで使っていなかった「コピー番長」のカードをついに使ってきました。

よくいる「オレ洋楽しか聴かへんから」みたいな人いるじゃないですか。それを一刀両断するキラーチューンです。
前々から僕もずっと思ってたんですよね。
「本当に音楽が好きなら、洋楽も邦楽も関係ないじゃないの?」って。いい曲はいい曲じゃないかとね。それを洋楽しか聴かないっていうのは「オレはポーズでカッコ付けで音楽を聴いてて本当は何にも聴けちゃいません」という表明にすぎないぞと。
ボヤーンとしたアメリカやイギリスなどの欧米のカッコイイイメージに乗っかって表面をなぞってるバカですよ、と告白してるようなもんだぞっと。

そんなこんなを審美銃という一言で包んで表現する。これがコピー番長の真骨頂です。
当然コピー番長というのはアホ免許も内包しているわけで、これも今回は炸裂してます。

「審美銃」を「シンビガン」と読ましたり、「和洋折衷」と「SET YOU FREE」を足して「和洋折衷フリー」なんていう造語を作ったりするバカバカしさは、アホ免許皆伝までいったヨーキングならではのものです。

バックを務めるサンボマスターの勢いも見事で、「水木しげるのマンガにでてきそう(友人談)なギターの人のギターが素晴らしいドライヴ感を生み出しています。今回YO−KINGさんはヴォーカルに徹しているようでこれは大正解ですね!

そしてお約束のジョン・レノンへのオマージュもちりばめられてます。特に「幸福はSINBI GUN」っていうところなんかビートルズの「HAPPINES IS A WARM GUN」とメロディラインがほとんど一緒(笑)。心底すきなんだろうなとほほえましくもなります。

あと今回はキンクス色もありますね。「SET YOU FREE」とか。オシャレ競争という言葉からは「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」という曲を連想させます。

個人的に、物事の本質的価値を見極めようとする今の生活と見事にシンクロしたまさに「我が意を得たり!」な一曲です。

’04.09.10(アトム)
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